【Excel】関数SUMIFSの使い方詳細解説

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SUMIFSは、Excelのワークシートで使用される数値データを合計するための関数の一つです。この関数は、複数の条件に基づいてセルの合計を求めるのに使用されます。具体的には、合計する範囲と複数の条件範囲および条件を指定し、条件に一致するデータの合計を返します。

SUMIFS関数の基本構文

SUMIFS関数は、特定の条件を満たすセルの合計を求めるための優れたExcel関数です。以下が基本の構文です。


これは、合計する範囲において複数の条件を指定し、条件に一致するセルの合計を求める際に使用します。

単一条件の例

例えば、A列が商品、B列が売上のデータがあり、特定の商品の売上合計を求める場合は以下のようになります。


これは、A列が「商品A」である条件に一致するB列のセルの合計を求めます。

複数の条件を組み合わせる例

SUMIFS関数は複数の条件を同時に指定できます。例えば、特定の商品かつ特定の地域の売上合計を求めるには以下のようになります。


これは、A列が「商品A」かつC列が「東京」である条件に一致するB列のセルの合計を求めます。

数値範囲を指定する例

数値の範囲を条件として指定することもできます。例えば、売上が100以上の商品の合計を求める場合は以下のようになります。


これは、B列が100以上である条件に一致するB列のセルの合計を求めます。

複数の条件を組み合わせた例

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複雑な条件を組み合わせることも可能です。例えば、商品Aでかつ東京かつ売上が100以上の合計を求める場合は以下のようになります。


これは、A列が「商品A」かつC列が「東京」かつB列が100以上である条件に一致するB列のセルの合計を求めます。

複数の条件でOR条件を組み合わせる例

SUMIFS関数では複数の条件をAND条件で組み合わせていますが、OR条件を組み合わせる場合はSUMPRODUCT関数を使います。例えば、商品Aまたは商品Bの売上合計を求める場合は以下のようになります。


これは、A列が「商品A」または「商品B」である条件に一致するB列のセルの合計を求めます。


まとめ

SUMIFS関数はExcelのデータ分析において非常に便利で、複雑な条件を組み合わせてデータを抽出したり合計したりするのに役立ちます。慣れると様々な条件を柔軟に組み合わせて利用できるので、積極的に活用してみてください。

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