コマンドプロンプトのコマンド一覧|知っていると便利なコマンドプロンプト

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コマンドプロンプトとは、コマンドと呼ばれる命令文を用いてWindowsの操作や設定をおこなうためのツールです。

真っ黒い画面にアルファベット文字を入力すると様々な設定などが出来る、あの黒い画面がコマンドプロンプトの入力画面です。

 

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトは、Windowsに搭載されているツールで「キーボードだけで操作する画面インタフェース」CUI(Character User Interface)のことを言います。

コマンドプロンプトでは、全てをキーボードで「コマンド」と呼ばれる命令を入力することによって操作や設定を行います。

そのため、マウスなどを使用することは無く、全てキーボードでの操作に

普段パソコンなどで、ファイルのコピーをしたり削除したり、Windowsのバージョンを確認出来たり、ネットワークの管理等など通常では表面化しない部分の確認が出来るため、保守や管理がしやすくなるメリットがあります。

そこでこの記事では、知っていると便利なコマンド一覧を記載します。

 

 

 

コマンドプロンプトの起動方法

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スタートメニューの【ファイル名を指定して実行】を選択し、【cmd】と入力する。

ファイル名を指定して実行

 

コマンドプロンプトが起動すると以下のような真っ黒な画面が起動します。

コマンドプロンプト画面

 

この画面から様々な設定や管理が行えるようになるため、知っていると非常に便利なツールとなります。

 

オプション

コマンドプロンプトの操作をオプションからカスタマイズすることが可能です。

コマンドプロンプト画面を表示させた後、左上のcmdマークをクリックし、【プロパティ】を押下する。

コマンドプロンプト

オプションメニューは以下の通り

オプション

cmdメニュー1

【カーソルのサイズ】

コマンドプロンプト上で表示されているカーソルの大きさを、大中小から選択することが可能です。

 

【コマンドの履歴】

バッファーサイズとバッファー数と重複する古い履歴を破棄する設定が可能です。

バッファーサイズでは履歴をどれくらい保存するか設定できます。

バッファー数はプロセスごとの保存数を設定できます。

フォント

cmdメニュー2

【サイズ(S)】

ウィンドプレビューの画面サイズの変更が可能です。

 

【フォント】

文字フォントの変更が可能です。

 

レイアウト

cmdメニュー3

【画面バッファーのサイズ】

画面全体としてのサイズを指定できます。

 

【ウィンドウのサイズ】

ウィンドウのサイズの細かな調整が可能です。

 

【ウィンドウの位置】

コマンドプロンプト起動時に出てくるウィンドウの位置を指定できます。

 

画面の色

cmdメニュー4

ここでは文字色画面の背景色ポップアップの文字色ポップアップの背景色の変更が可能です。

自分が見やす色合いに変更が可能なので自分流にアレンジしてみてもいいでしょう。

 

 

コマンドプロンプトコマンド一覧

それでは、便利なコマンドプロンプトのコマンドを一部紹介します。

ネットワーク系

ネットワークの管理や設定が可能で、使用頻度としてはこの系統のコマンドが多いのではないでしょうか?

また知っておくとネットワークトラブルの際に意外と便利です。

 

IPアドレス、MACアドレスの状況確認や変更

コマンドarp

arpコマンドはarpテーブルを管理するためのコマンド

 

コマンドプロンプト画面で【arp】と入力すると入力後にメニューが表示されます。

コマンドプロンプト上で「arp -a」を実行すると、現在のarpテーブルの内容が表示される。

オプション説明
-aエントリを表示する
-dエントリを削除する
-n指定したインタフェース番号のエントリを表示する
-sテーブルに追加する

 

ネットワークの設定確認

コマンドipconfig

 

ipconfigとは、Windowsコマンドプロンプト上で動作するTCP/IPの設定などを確認できるコマンド

 

オプション説明
/allIP設定を表示させる
/releaseIP設定を解放する
/renewIP設定を更新する
/flushdnsDNS(Domain Name System)キャッシュをクリアする
/displaydnsDNS(Domain Name System)キャッシュを表示する
/showclassidDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クラスIDを表示する
/setclassidDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クラスIDを更新する

 

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

MACアドレスの表示

コマンドgetmac

 

コンピュータのMACアドレスを確認できるコマンド。権限があればリモートマシンのMACアドレスを調べることも可能。

 

オプション説明
/v詳細情報を表示する
/s Computer Nameリモートコンピュータのアドレスを表示する
/u User /p Password指定したユーザ名、パスワードを利用する
/fo tableテーブル形式で表示
/fo csvCSV形式で表示
/fo listリスト形式で表示

 

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

ネットワークの接続状況確認

コマンドnbtstat

 

NBT 『※NetBIOS over TCP/IPの略』を使用して、プロトコルの統計と TCP/IP ネットワ ーク接続を表示することが出来るコマンド。

 

nbtstat】と入力すると入力後にメニューが表示されます。

 

オプション説明
-a NetBIOS Name指コンピューター名のNetBIOSを一覧で表示
-A IP AddressIPアドレスのNetBIOSを一覧で表示
-cNetBIOS名とIPアドレスを一覧表示(キャッシュ保持分)
-nローカルのNetBIOS名を一覧で表示
-R再読み込みを行う(キャッシュを破棄してから)
-s保持している宛先IPアドレスをNETBIOS名に変換して一覧を表示する
-S保持している宛先IPアドレスを一覧を表示する

 

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

TCP/IP通信の状況確認

コマンドnetstat

ネットワーク通信の状況を確認できるコマンド。現在実行しているTCP/IP、UDP、ICMPなど各プロトコルの接続状況一覧やステータスなどを確認できる。

 

オプション説明
-a接続を全て表示する
-eインターフェイスやレベルの統計情報の表示
-f完全修飾ドメイン名 (FQDN) を表示(外部アドレス)
-nIPアドレスとポート番号を数値のみで出力(DNS逆引きを行わない)
-o各接続の所有するプロセスIDを表示
-pプロトコルごとの接続を表示
-rルーティングテーブルを表示
-sプロトコルレベルの統計情報を表示
-t接続のオフロードの状態を表示する

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

DNSサーバー問い合わせ

コマンドnslookup

 

DNSサーバに名前解決の問い合わせを行うコマンド。対話型と非対話型の2つのモードがある。

 

オプション説明
set allオプション、サーバーなどの情報を表示
set debugデバッグ情報の表示
set nodebugデバッグ情報を表示しない
set d2完全なデバッグ情報を表示するの表示
set nod2完全なデバッグ情報を表示しない
set defnameクエリにドメイン名を付加する
set nodefnameクエリにドメイン名を付加しない
set recurseクエリへの再帰回答を要求する
set norecurseクエリへの再帰回答を要求しない
set searchドメイン検索一覧を使用する
set nosearchドメイン検索一覧を使用しない
set vc仮想回線を使用する
set novc仮想回線を使用しない
set domain=NAME既定のドメイン名を設定する
set root=NAMEルートサーバを設定する
set retry=N再試行の回数を設定する
set timeout=N初期タイムアウト間隔設定する
set class=Xクエリのクラスを設定する
set msxfrMS高速ゾーン転送を使用する
set nomsxfrMS高速ゾーン転送を使用しない
server NAMEデフォルトサーバーを指定した名前に変更する(現サーバー)
lserver NAMEデフォルトサーバーを指定した名前に変更する(初期のサーバー)
finger Userオプションのユーザー名が存在しているか確認
root現在のデフォルトサーバーをルートサーバーに設定
exit終了する

 

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

ネットワークの疎通確認

コマンドping

 

ICMP『Internet Control Message Protocolの略』を使用してIPパケットが正常に到達しているかを確認するコマンド。IPでの接続が正常かどうかを確認することが可能。

 

オプション説明
-aIPアドレスの名前解決も行う
-fパケットの分割を禁止
-lパケットのデータサイズを指定【デフォルトは32Byte】
-t中止するまでパケットを送信する
-nパケットの送信回数を指定する【デフォルトは4回】
-i [TTL]“Time To Live”を指定する
-v [TOS]“Time Of Service”を指定する
-wタイムアウトするまでの時間を指定する
-Rルーティングヘッダーを使用して逆ルートもテストする(IPv6 のみ)
-4強制的にIPv4を使用する
-6強制的にIPv6を使用する

 

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

ネットワークの経路確認

コマンド:tracert

 

インターネット制御メッセージプロトコルの要求メッセージを使用して、TTL『Time To Liveの略』を増加させ、宛て先へのルートを特定することができるコマンド。

 

オプション説明
-d経路の途中にあるルーターの名前解決を行わない
-h [n]最大ホップ数を指定(既定値:30)
-w [n]タイムアウトまでの時間をミリ秒単位で指定(既定値:4000)
-?ヘルプを表示する

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

 

ファイル・ディレクトリ系

ファイルのコピーや削除なやファイルディレクトリ作成、削除などが可能です。

 

ファイルの属性表示と設定

コマンド:attrib

 

ファイルの属性を設定または解除することが出来るコマンド。

 

【attrib】と入力

 

オプション説明
r

ファイルのみに設定可能です。

読み取り専用ファイル属性を切り替えます(設定【+】/解除【

属性が-Rの場合、書込み可能

a

アーカイブ属性。

BACKUPコマンドを使用して選択的にバックアップすることができます。

h

隠し属性

【dir /a】コマンドオプションを使う事で隠しファイルが表示されます。

s

システム属性

通常は非表示となっています。

i

非インデックス対象ファイル属性

s

全てのフォルダのファイルを表示する

d

全てのフォルダに属するすべてのファイルフォルダーを表示するオプションです。

ディレクトリの移動、カレントディレクトリの表示

コマンド:cd/chdir

 

ディレクトリを移動するコマンド。

ディレクトリはのパスは絶対と相対どちらでも指定できる。

 

【cd】と入力

オプション説明
/dドライブの移動とカレントディレクトリの変更を実行
..カレントディレクトリの親フォルダの表示する
/?ヘルプ表示

 

ファイルのコピー

コマンド:copy

 

ファイルをコピーするコマンド複数のファイルを1つのファイルに結合も可能で複数のファイルをコピーする場合は[source file]として複数のファイルを指定する必要があります。

 

【copy】と入力

オプション説明
/Aテキストファイルとしてコピー
/Bバイナリファイルとしてコピー
/D暗号化されたコピー元から暗号を解除してコピー
/Vファイルが正しいかチェックする
/Nファイル名が長い場合ファイル名を短くする
/Y同じ名前のファイルが存在する場合、上書きの確認をしない
/-Y同じ名前のファイルが存在する場合、上書きの確認をする
/Zネットワークを経由したコピー中にネットワークが切断した場合、コピー再開が出来るようにする

 

ファイルの削除

コマンド:del

 

指定したファイルを削除するコマンド。ディレクトリを指定した場合は、ディレクトリ内全てのファイルが削除される。

 

【del】と入力

オプション説明
/F読み取り専用ファイルの削除
/P削除前に確認メッセージを表示させる
/Q削除前に確認メッセージを表示させない
/S指定したファイルを全てのサブディレクトリから削除し、削除したファイル名を表示する

 

ファイル、ディレクトリの一覧表示

コマンド:dir

 

ファイルやディレクトリの情報を表示させるコマンド。

 

【dir】と入力

オプション説明
/A:aアーカイブ
/A:dディレクトリ
/A:h隠しファイル
/A:r読み取り専用
/A:sシステムファイル
表示属性の指定【指定した属性以外を表示】
オプション説明
/O:n名前のアルファベット順
/O:sファイルサイズの小さい順
/O:e拡張子のアルファベット順
/O:d日時の古い順
/O:gディレクトリを先に並べる
【表示順番】指定することで、逆順で表示できる
オプション説明
/T:c作成日時
/T:a最終アクセス日時
/T:w最終更新日時
【タイム表示】並べ替えや日時情報などを使用するかを指定
オプション説明
/Bディレクトリ名とファイル名のみを表示
/Cファイルサイズを3桁区切りで表示
/-Cファイルサイズを桁区切り無しで表示
/Dワイド一覧形式で表示(上から下へ並ぶ)
/Lすべて小文字で表示
/N一覧を横に長い形式で表示
/P画面ごとに停止して結果表示(任意のキーで次画面)
/Qファイルの所有者を表示
/Sサブディレクトリも含めた全てのファイル情報を表示
/Wワイド一覧形式で表示(左から右に並ぶ)
/Xファイル名が長い場合、短いファイル名も表示

 

 

ディレクトリの作成

コマンド:mkdir

 

ディレクトリを作成するコマンド。

 

【mkdir】と入力

 

 

ファイルやディレクトリの移動、名称変更

コマンド:move

 

ファイルを移動するコマンド。ファイル前の変更にすることも可能。

 

【move】と入力

 

オプション説明
/Y同じファイルがある場合、上書きの確認をしない
/-Y同じのファイルがある場合、上書きの確認をする

ディレクトリの削除

コマンド:rd/rmdir

 

ディレクトリを削除する。ディレクトリは絶対・相対どちらのパスでも指定可能。

 

【rmdir】と入力

オプション説明
/sファイルとサブディレクトリを削除
/q/sで削除する際に確認メッセージを表示しない

 

ファイル名、ディレクトリ名の変更

コマンド:ren/rename

 

ファイル名やディレクトリ名を変更できる。変更前のファイル・ディレクトリ名と、変更後のファイル・ディレクトリ名を指定して利用する。

 

【ren】もしくは【rename】と入力

 

 

ディレクトリ構造のツリー形式表示

コマンド:tree

 

ディレクトリ構造のドライブやパスのフォルダ構造を図式表示するコマンド。

 

【tree】と入力

 

オプション説明
/AASCII文字で表示
/Fファイル名を表示する

 

 

ァイルの検索

コマンド:where

 

検索パターンに一致するファイルの場所を確認できるコマンド。

 

【where】と入力

 

 

情報表示・設定系

様々な情報の表示や設定変更が可能なコマンド集

 

日付の表示、設定

コマンド:date

 

パソコンに設定している日付(年月日)表示または変更するコマンド。

 

【date】と入力

 

オプション説明
/t設定されている日付を出力
yy-mm-ddシステムの日付を変更する

 

 

コマンドのヘルプ表示

コマンド:help

 

各コマンドのヘルプを表示する。

 

【help】と入力

 

オプション説明
copycopyコマンドについてのヘルプを表示する

 

 

時刻表示と設定

コマンド:time

 

パソコンに設定している時刻の表示または変更するコマンド。

 

【time】と入力

 

オプション説明
/T設定されている時刻を出力
HH:MMシステム時刻を変更

 

 

ボリュームラベルとシリアル番号の表示

コマンド:vol

 

ディスクのボリュームラベルやシリアルナンバーを表示させるコマンド。

 

【vol】と入力

 

オプション説明
D:Dドライブのボリュームラベルを表示

 

 

Windowsのバージョン表示

コマンド:ver

 

Windowsのバージョン情報やOSの種類、バージョン、ビルド番号を表示させるコマンド。

 

【ver】と入力

 

 

ログイン中ユーザーの情報表示

コマンド:whoami

 

ログインしているユーザーアカウントの情報を表示させるコマンド。

 

【whoami】と入力

 

 

テキスト系

テキストファイルの表示や比較が出来るコマンド

ファイルの比較

コマンド:comp

 

2つのファイルをバイナリベースで比較するコマンド。

比較するファイルはサイズが同一である必要がある。またテキストファイルも比較可能だが、バイナリベースでの比較になるので注意。

 

【comp】と入力

 

オプション説明
/A相違点をASCII文字で表示する
/CASCII文字の大・小文字を区別しない
/D相違点を表示(10進数)
/L相違行の番号を表示

 

 

2つのファイルの相違点表示

コマンド:fc

 

2つのファイルを比較して相違点を表示するコマンド

行単位でテキストファイルを比較するのに使用する。

 

【fc】と入力

オプション説明
/A部分ごとに違いがある先頭行と最終行だけを表示
/Bバイナリモードで比較する
/Cアルファベットの大・小文字を区別しない
/LファイルをASCIIテキストとして比較
/N比較する際に行番号を表示する(ASCIIテキスト)
/Tタブをスペースに変換しない(省略時:タブ1つ=スペース8文字)
/UUnicodeテキストとしてファイルを比較する
/W連続した空白(タブ&スペース)を1つのスペースとして比較する

 

 

ファイルの中から文字列の検索

コマンド:find

 

ファイルの中からテキスト文字列を検索するコマンド。

 

【find】と入力

オプション説明
/V指定した文字列を含まない行をすべて表示する
/C指定した文字列を含む行の数だけを表示する
/N行番号を表示する
/I大・小文字の区別をしないで検索する

 

 

テキストの内容を1画面ごとに表示

コマンド:more

 

コマンドプロンプトの1画面ごとにファイルの内容を表示するコマンド

 

【more】と入力

オプション説明
/e拡張機能を有効にする
/C画面を消去
/Pフィード文字を展開
/S複数の空白行を1行に縮小
/Tnタブをn個のスペースに置き換える【既定値:8】
/+n最初のファイルをn行目から表示する
P n次のn行を表示する
S n次のn行をスキップする
F次のファイルを表示する
Q終了する
=行番号を表示する
?ヘルプを表示する
<space>次ページを表示する
<ret>次の行を表示する

 

 

テキストファイルの中身表示

コマンド:type

 

テキストファイルなどの内容を画面表示するコマンド。

 

【type】と入力

 

 

テキストファイルのソート表示

コマンド:sort

 

行単位でデータを並べ替えることが出来るコマンド。

 

【sort】と入力

オプション説明
/r逆順で並べ替える
/+num指定した桁数から並べ替える
/m並べ替えに使うメインメモリのサイズをKBで指定する
/rec numレコードの最大文字数を指定する
/o [file name]指定したファイルに結果を出力する

 

ユーティリティー系

知っていると便利なコマンド集

コンソールの文字コード表示と設定

コマンド:chcp

 

文字の表示や入出力などで利用する文字コードを変更するコマンド。

 

【chcp】と入力

オプション説明
number文字コードを指定する

 

 

コマンド、ファイルの内容をクリップボードにコピー

コマンド:clip

 

コマンドプロンプト中にクリップボードとデータをやりとりするためのコマンド。

 

【clip】と入力

 

 

コンソールのクリア

コマンド:cls

 

コマンドプロンプト上の内容をすべて消去するコマンド。

※入力履歴は保持されたまま。

 

【cls】と入力

 

 

プロンプトの変更

コマンド:prompt

 

コマンドプロンプトウィンドウのプロンプト部分に表示させる要素を設定するコマンド。

 

【prompt】と入力

オプション説明
$A&(アンパサンド)
$B|(パイプ)
$C((左かっこ)
$D現在日時
$Eエスケープコード(ASCII コードの 27)
$F)(右かっこ)
$G>(不等号)
$Hバックスペース(直前の文字を削除)
$L<(不等号)
$N現在のドライブ
$P現在のドライブとパス
$Q=(等号)
$S (空白)
$T現在の時刻
$VWindows のバージョン番号
$_キャリッジリターンとラインフィールド
$$$(ドル記号)

 

 

コンピューターのシャットダウン(終了)、再起動、ログオフなどを実行

コマンド:shutdown

 

コンピューターのシャットダウン(終了)、再起動、ログオフなどを実行する。リモート操作することもできる。

 

オプション説明
-iGUIインターフェイスを表示
-lログオフを実行する
-sシャットダウンする
-r再起動
-aシャットダウンの中止
-t secシャットダウンまでの時間を指定
-fアプリケーションを強制終了する

他の使い方についてはこちら↓を参考にして下さい。

 

まとめ

簡単なコマンドだけですが、それだけでもこれだけのコマンドがあります。

なんでも出来る代わりに失敗すると、とんでもないことになるので、扱う際は十分注意して操作するようにしましょう。

 

 

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