エヴァンゲリヲン新劇場版『Q』のあらすじをおさらい 新作公開前に見直し

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の最終作、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が延期となってしまいました。

残念な発表ですが、公開を待つ間に過去の劇場版『Q』をおさらいしておきたいと思います。

 

 

エヴァンゲリヲン新劇場版とは

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エヴァンゲリオンは元々1995年~1996年にかけてテレビ放映された『新世紀エヴァンゲリオン』というもの。

放映当時は人気がなかったものの、放映終了後にそのストーリーの展開や独特な表現が話題となり一台ブームを起こしました。

そんな『新世紀エヴァンゲリオン』を2006年にテレビシリーズを再構築(リビルド)した全4部作となる『エヴァンゲリヲン新劇場版』として制作されることが発表されました。

そして2007年に第1弾『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』 2009年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』 2012年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が公開され大きな話題となりました。

そしてシリーズ最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は現在公開日を様々な要因から延期が続いておりますが、近日公開予定となっています。

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

前作『破』から14年後の世界が舞台となっており、世界がガラリと変わっています。

また公開予告の映像が本作では全く出てこないなど多くの謎を呼んだ作品。

 

エヴァンゲリヲン新劇場版:Q

【公開】2012年

舞台は前作『破』から14年後の世界。

初号機はニアサードインパクト後NERVの手によって地球の衛星軌道上に封印されていた。14年の歳月はNERV内の亀裂を生んでおり、碇ゲンドウ、冬月らのNERVと葛城ミサト、赤木リツコら元NERVが結成した反NERV組織が『Wille(ヴィレ)』が対立する形となっており、ヴィレ側のアスカの改2号機、マリの8号機が初号機を回収するため出撃。

ここで改2号機と8号機と対峙しているのが、EVANGELION Mark.04シリーズの【コード4A】【コード4B】。

 

8号機が戦線離脱したため危機に瀕した改2号機を救ったのは一瞬だけ目覚めた初号機でした。

敵を殲滅しまた眠りついた初号機。

 

シンジが目覚めると体が拘束されており、ヴィレが所有する【AAAヴンダー】の中でミサト達と再会したが、周囲の視線は冷ややかだった。

そんな周囲の反応やミサトから『あなたはもう何もしないで』と突き放され困惑する。

それぞれ14年の歳月を経た姿になっていたが、エヴァパイロットだけは14年前の姿のままであり『エヴァの呪縛』のためだという。またシンジの首には【DSSチョーカー】という装置が取り付けられもしもの時は起動し命を奪うと告げられる。

そんな中、ヴンダーがNERVの所有するEVANGELION Mark.09に襲撃にあう。Mark.09からアヤナミレイ(仮称)の声が聞こえ、引き留めるミサト達を振り切りMark.09の手に乗り去ってしまう。

ミサトは結局DSSチョーカーのボタンを押すことが出来ずシンジをNERVに取られてしまった。

 

NERV本部内で渚カヲルで出会い一緒にピアノの演奏をすることでカヲルに心を開いていくシンジ。そして、ゲンドウからは共にヱヴァンゲリオン13号機のパイロットになる少年であると渚カヲルを紹介される。

 

シンジはこの空白の14年間に何が起こったのかをカヲルに尋ね真実を求めることにした。

そんなシンジの気持ちを察してカヲルはシンジをある場所へ案内した。そこで、シンジの目に前に広がっていた光景は崩壊し赤く染まった大地と、巨大な十字架が乱立する異様な光景だった。

カヲルはこの光景の原因はシンジと初号機が起こした「ニアサードインパクト」での影響であると説明し、他の生命は人類を含め絶滅していることを初めてシンジは知った。

 

インパクトという世界を終わらせる力の引き金が自分自身なのだと知りショックを受けるシンジ、さらにはニアサードインパクトを起こしてまで救いたかったレイが実はシンジの母の碇ユイ情報を基に複製されたクローンであることを知り、あの時に救いたかったレイは結局救う事が出来なかったのだと知る。

またゲンドウ達にとってレイの存在意義が過去の実験でヱヴァ初号機のコアに取り込まれ、そのまま初号機の制御システムになったユイを取り戻すことであることを知り絶望する。

 

そんな折、エヴァ13号機が完成するがシンジは搭乗を拒絶。

シンジに対しカヲルはロンギヌスの槍とカシウスの槍を手に入れられれば世界をやり直せるといい、シンジを縛っているDSSチョーカーを外し、自分の首に付け替えてみせた。

世界をやり直すためカヲルと共に13号機に乗り込んだシンジはアヤナミレイ(仮称)を乗せたMark.09を連れてサードインパクトの爆心地である、セントラルドグマ最深部を目指す。

 

13号機とMark9

©カラー

 

セントラルドグマ最深部にて目的の槍を見つけたシンジたちだが、Mark.06と第2使徒のリリスを刺し貫く2本ともロンギヌスの槍であることに気付いたカヲルは引き返そうとシンジを説得するが、追い込まれ理性を保てないシンジは、世界を元に戻すことに意識が傾いており聞く耳を持たない。

そこにヴィレ側よりシンジ達を止めるため改2号機と8号機が襲撃するが、シンジはこれを払いのけカヲルの静止を振り切り、ついにシンジは槍を抜いてしまう。その瞬間第2使徒リリスの体が崩れ、Mark.06の中にいた第12使徒が活動を開始する。アヤナミレイ(仮称)がMark.09の持っていた大鎌でMark.06の首を切り落とし、外に出てシンジとカヲルの乗る13号機を包み込んだ。パイロット二人の制御を離れた13号機は第12使徒を取り込んで覚醒してしまう。

焦るシンジであったがカヲルは『まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは』とつぶやく、この一連の流れは全てゲンドウが仕組んだ罠でありフォースインパクトを起こす計画であると悟ったカヲル。

第13の使徒に落とされたカヲル

©カラー

 

覚醒したエヴァ13号機がセントラルドグマから地上に出て13号機の頭上に掲げられた光に吸い寄せられるように崩壊する地上の街や大地やエヴァのような機体が空に巻き上がっていく。

フォースインパクトを止めるためヴィレはヴンダーで特攻を仕掛けるが、Mark.09の浸食によって制御を奪われてしまう。そこへエヴァ改2号機が獣化した姿【コード777】で阻止しようと戦い圧倒するが時間が無いため仕方なく自爆装置を起動しエヴァから脱出する。

シンジはまた自分のせいでインパクトが起きてしまうと絶望するが、今回引き金になったのは第1使徒から第13の使徒に落とされてしまった自分なのだと優しく諭す。

そしてエヴァ13号機がダブルエントリー仕様であることを逆手に取り、『またきっと会えるよ』言葉を残しDSSチョーカーを起動し自害することで事態の収拾を図った。

渚カヲル

©カラー

 

カヲルが自害したことでエヴァ13号機の覚醒は止まったが、フォースインパクトが止まっていないことを察したマリは原因はまだエヴァの中に残っているシンジであると気づき、エントリープラグを強制射出。

シンジがエヴァの中から出たことでフォースインパクトが止まりエヴァ13号機は地上に落ちていく。

エントリープラグ内で閉じこもっているシンジはアスカに引き起こされが、気力もなく、立つことすらままならない状態。そんなシンジをプラグ内から引っ張り歩き出すアスカに、アヤナミレイ(仮称)もついていくところで『Q』は幕を閉じました。

 

 

まとめ

シリーズ3作目のエヴァンゲリヲン『Q』は多くの謎を呼びネット上でも賛否分かれる作品となりました。

意外すぎる展開や、空白の14年間のことなど分からないことが多いため、謎解きの楽しみもありますが、最新作でこのあたりに少しでも触れてくれると物語として理解しやすい作品になるかもしれませんね。

 

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