【ネタバレ注意】渚カヲルの正体と目的は?渚指令についての考察

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エヴァンゲリオンシリーズにおいて、人気キャラの『渚カヲル』人外の存在であり、美少年である謎の多い彼は、【シンエヴァンゲリオン劇場版】では、加持リョウジからは【渚指令】と呼ばれるなど、さらなる謎を呼びました。

そこで今回は渚カヲルについて考察していきたいと思います。

 

 

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渚カヲルの正体

©カラー

 

渚カヲルは、これまでのエヴァシリーズを通しても登場シーンは少ないにも関わらず、エヴァの世界における謎と深く関わっている存在であり、発するセリフは重要なキーワードを多く含んでいるため、謎の多いエヴァの秘密を探るために大事な存在でした。

そして、その正体は第1使徒のアダム(アダムス)であることがシリーズを通して明らかになっています。

アダムスとは?

 

また旧作(アニメ版)では、最後のシ者としても紹介されており、これにも理由がありました。

渚を左右に分けると『』『』となり最後のシ者と表記されました。

そして、なぜわざわざ名前がカオルではなく、カヲルなのかと言うとカヲルをそれぞれ50音で1文字ずつ前にするとオワリとなります。

つまり、最後の使徒であること意味した名前となっています。

 

 

カヲルの目的

カヲルは新劇場版シリーズでも『序』から登場していますが、本格的に活動し出したのは『破』からでした。

サードインパクトを起こしかけたエヴァ初号機とシンジを止めるなど、他のキャラとは明らかに違った存在感を出しています。

 

カヲルの破で初号機を止めた後にエヴァMark.06に乗り登場するシーンでのセリフでは、『さあ約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは 幸せにしてみせるよ』と、その目的は一貫して、シンジを幸せにすることでした。

しかし、結末としては、実シンジの望まぬ幸福の形を押し付ける結果にもなっていました。

これらを受けて、シンエヴァンゲリオン劇場版では、カヲルは実はゲンドウのクローンでは?といった考察もされるようになりました。

 

 

ゲンドウのクローン説

碇ゲンドウ (@G_Ikari429) | Twitter

©カラー

 

カヲルがなぜゲンドウのクローン説が浮上したのかと言うとシンジの『カヲルくんは父さんと似ているんだ』というセリフ。

いつもキャラに意味深なセリフで、深いところで繋がっているエヴァ世界では十分にあり得ること。

カヲルはシンジを幸せにしたいと常に口にしながらも、『すまない、僕は君の幸せを誤解していたみたいだ』と結末はシンジの望まないものを押しつける形になっており、これは碇ゲンドウも同じ行動をするのです。

ゲンドウの最大の目的は(それしかないが)ユイと会いたい。ただそれだけ。

カヲルのシンジを幸せにしたい。という一方的な感情がにており、ゲンドウのクローンで潜在的な意識が表面化した存在なのでは?といった説が浮上したのです。

ただ、作中ではその説明はないため、あくまで考察となります。

 

 

世界がループ(円環)していることに気付いている

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常にシンジを幸せにするためにといったセリフが多いですが、その中でも

  • また3番目とはね。変わらないな、君は』
  • 『さあ約束の時だ、碇シンジ君 今度こそ君だけは 幸せにしてみせるよ』
  • 『そんな顔をしないで また会えるよ、シンジ君』

など、ループ世界を思わせるような引っかかるセリフにも注目が集まっていましたが、シンエヴァンゲリオンでは、カヲルが『円環する物語』といっているため、ループしていることは確定しました。

先述した『また3番目とはね。変わらないな、君は』というセリフ、3番目とは旧作(アニメ版)でシンジは『サードチルドレン』として登場しており、新劇場版では『第3の少年』として存在していたシンジに向けたセリフ。

そして、新劇場ではこのセリフを言った時点でシンジとカヲルはまだ会っていない状態であるにも関わらず、シンジの存在を知っていたのは、エヴァ世界はループ(円環)している世界の中で、その他大勢(ゼーレやネルフを除く)が知らない中で、カヲルはその事実(ループ)を知っていたから。

理由は生命の書に名前が書かれている事。

この生命の書に名を書かれたものは、記憶を持ったまま常に円環する世界に生まれ続ける。

劇中で名前が書かれているのはカヲルのみ。そのためカヲルはループするたびにずっと同じ記憶を引き継いで生きていると考えられます。

(ゼーレやネルフも当然この生命の書の存在は知っており、名前を書いている可能性あり)

 

 

渚指令とは?

シン・エヴァンゲリオン劇場版では、シンジの精神世界内での会話で加持リョウジから『渚指令』を呼ばれていました。

加持リョウジは2重スパイとして存在しており、ゲンドウの事も指令呼びしていましたが、ミサト側の味方であると考えると、ミサト側=ヴィレではないかと考えられ、カヲルはヴィレ側の司令をもしくは、ゼーレ側の司令務めていたと考えられます。

渚指令については作中でどの組織の司令であるかは明言されておらず、憶測でしかありませんが、先述したゲンドウのクローン説があり、加持はそのことも知っているのでは?

そして、加持リョウジはカヲルが第1の使徒であり、第13の使徒であることやシンジを生命の書に名を連ねたことも知っていた。

 

まとめ

謎が多い渚カヲルでしたが、シンエヴァンゲリオン劇場版でかなりの謎が解明されたように感じます。

カヲルのループ説は以前からも出ていましたが、劇中で解説されたことで、これまでの意味深はセリフなどにも納得できるようになり、スッキリした部分も多かった印象です。

 

 

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